2021-06-21

写真撮影:1987年(18歳)、1995年(26歳)、2006年(37歳)、2021年(52歳)

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写真撮影:

1987年(18歳)なんの取り柄もない」とか、みんなに言われ、自分でも「落伍者」と生徒手帳に書き込んでいた。そんな時期に「俺、そんなひどいか!?」って白黒で撮影したポートレート。今だに鏡の前に立てないほどの傷を追ってるので、一人で撮影し、恥ずかしくて焼いた写真も全部捨てた。昨日ネガを発見。当然だが、作品を意識してない。ただ自分に向き合っただけ。2、3人しか見てないはず。






1995年(26歳)結婚式場の写真部で働いていた(名古屋)。通勤中の駅や電車でサラリーマンと高校生を中心に撮影していた。半年くらい続けてて、これはヤバイなって思って脱サラし犬山で「キワマリ荘」を始める。こう考えると、人生の節目節目で写真を撮って来たんだな。


若い時から、自分と向き合うためだけに絵や写真を描いてきた。で、それを「美しい」と思ってる不節があり、かつ「アート=美しい」と考えてるので、お前の作品はアートじゃ無い!って言われてた時、「は~っ!?」って思ってたんだと思う。


この世界で生きるためだけに「自分と向き合う=アート=美しい」でやってきた感じだな。







2006年。絵(ドローイング)が描けなくなって、写真を撮影していた頃(実は名古屋の所属ギャラリーで写真をグループ展の中で発表したことがある)の写真。2007年、マイクロポップの展覧会のために水戸に引っ越すことにした。転換期というか、不穏な空気しか感じない。





2021年(52歳):

映画とか見てて、モニター映像が、夜というか真っ黒になった時に、自分の顔が映るのが、とにかく一番嫌いなのですが、たまたま、出会ってしまったので、向き合ってみました。