2013-06-27

わら半紙の作品を描き始めた。


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わら半紙で、絵を描き始めた。
二年、いや、三年ぶりか、、。
色々な問題で、お金に成らないから、
二度と再び、購入することは、無い!
と、思っていたが、

金はないけど、絵が描きたい。ってなって、
購入してしまった。

このシリーズは、そもそも、
売る気も、評価される気も、考えず、
ただただ、描いて、
知人に、強引に見せていた。

家にくると、強引に作品見せられて、
感想を、言わされる。と、家に来ない人もいた。
これは、当時、
評価というより、自己治療的な側面が強かった。

とにかく、
ま、描き始めた。
そして、改めて、気づいた。

展示や、お金のこと考えずに、絵を描くのは、楽しい。
集中力高い時は、
自分を中心に、今までに、見たこと、経験したことが、
点として、天体のように広がり、
ある瞬間、電気的に、無作為につながり、
わら半紙の上に、線として現れる。
そしてそれを、描き起こす。

つながりに意味は無い。
だが、おもしろい。

あっという間に、三時間ぐらいすぎる。
集中力の限界なのか、
いつも、それぐらいで、我に返る。

数年前まで、ほぼ毎日、これを2セット。
調子の良い日は3セットやった。

好き勝手に、だだ、描いてるって、わけでもなく、
作品を完成させる、詰めの部分は、
冷静に加筆する。
そこそ、何十回も、何百回も、
繰り返し見て、他人の作品の様に成るまで。

一年で、だいたい500枚描いて、
最終的に100枚前後残る。

これを、商品にすると、
バラでは、売りにくいので、
セットになり、50枚が、40万円くらい。
手取りが、半分なので、20万くらい。

一年丸々使って、こんな感じ。

売ること考えると、
非効率にも、ほどがある!
仕事とか、趣味とかを、超えたとこある。
良くも悪くも。

キャンバスに描いたら、一枚でいいからね。
売れれば、だけど。

まあ、それは、ギャラリーの立場でも同じ。
一枚の作品に対するケアが、同じだとしたら、
1枚一万円の作品40枚と、一点で40万円の作品。
例えば、写真撮るにしても、、、、、。

そんなわけで、わら半紙、やめてたが、
買ってしまった。

次の、いつ、入るか分からない入金までは、
これしか出来ないので、
それまでは、久しぶりに、
存分に、絵を楽しもう。

改めて考えると、キャンバスと言う壁は、
本当に、大きいな。


ちなみに上記のアドレスで、
わら半紙の作品観れます。

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