2012-04-20

モーセと石版



モーセと石版: 聖書の衝撃(1)



西洋美術を理解したいので、
根本の聖書を買ってみた。
読んでると、とても、崇高な気がしてくる。

衝撃だったのは、モーセが石版を持ってくる間に、
民が黄金の子牛像を制作し、祭りをしたんだけど、
ソレを見たモーセが激怒。
三千人が倒れた(3000人殺したってコトだと思う)。
で、リーダーのアロン(モーセの兄弟)に言った言葉は、
「この民は、あなたに何をしたのですか。、、」
結局、アロンは助かり、イスラエル最初の大司祭になる。
さらに、この時、キレて、石版を割ってるんだけど、
この石版、神が、直々に書いたモノ。
それ、二枚とも割ってしまう。
この、キレ方は尋常ではない。
神からしたら、
「お前、なにやってるの!?」
って言いたくなる。

民にしてみたら、数百年間のエジプトの習慣だったろうに。
後に、モーセは暗殺されて、ヨシュアに指導者が変わった、
っていう話があるけど、さもありなん。

ともあれ、
あれだけ、大量の情報が、石版二枚に収まるとは思えない。
両面に書いたらしいけど、、。
二枚に意味があるのだろうか。