2021-04-01

ジェンダーについて改めて考えて見る。

 +

ジェンダーについて改めて考えて見ると、私の場合完全に作風に影響を与えた。かおる」という名前から子供の頃は「女」と言われ体力的、精神的な問題か「男だろ!、男のくせに!、女々しい」は散々言われた。その結果「とてつもなくよわくなる」と弱さを受け入れて行く。






ドローイング(楽描き)だけで世界に!とか、画中の文字は「ひらがな:女手」にするとか、自分の弱さを前面に出す表現にしたら案の定、鑑賞者は女性作家と勘違いした。これはオタクの出現から始まる話だ。1998年の美術手帖のレビューに「アニメのストレートな影響を語り」と、





私は書かれた。これは当時異質で、誰もそんなこコトアート関係者は言わなかった。当然だが「アートじゃない」と散々言われた。そしてこの考えは日本の至る所でシンクロニシティーが起こっていた。後に村上隆さんを中心とした巨大な台風になっていく。





美術手帖でドローイング特集が2000年にあったのも示唆的だ。







私にとって平成の時代は「男が弱さを受け入れる時代」だった。で、これからは「女性が強さを受け入れる時代」。